令和2年度に開催した障害者スポーツ審判員養成講習会「陸上競技」は、日本陸上競技連盟競技規則及び全国障害者スポーツ大会競技規則を基に、陸上競技の競技規則(用具、競技方法、競技手順)などについて学び、実践して理解を深めることで日本陸上競技連盟公認審判員B級の資格を取得できる講習会としました。
資格の取得については、令和2年度の障害者スポーツ審判員養成講習会「陸上競技」の講義と令和3年度の富山県障害者スポーツ大会「陸上競技会」の運営役員業務(従来の運営役員業務)に携わった方が、日本陸上競技連盟公認審判員B級の資格を取得できる計画でしたが、令和3年度の富山県障害者スポーツ大会陸上競技会の開催が中止となり、実技の受講が1年間持ち越しとなりました。そのため、令和2年に講義を受講し、令和4年度富山県障害者スポーツ大会陸上競技会の運営役員の業務を携わることで、19名の方が日本陸上競技連盟公認審判員B級審判資格を取得されました。取得された皆さんには、来年度からの富山県障害者スポーツ大会陸上競技会において公認審判員としての業務を行っていただく予定です。
また、一般の陸上競技会においても公認審判員として、ご活躍いただけることを期待しております。
【講習会内容】
◎講義 令和2年8月2日(日)
講義① 日本陸上競技連盟競技規則 総論
夏野 義一 氏 一般財団法人富山陸上競技協会 審判部長
講義② 全国障害者スポーツ大会陸上競技規則
北林 直哉 氏 日本パラ陸上競技連盟 競技運営委員会 副委員長
◎実技 令和4年5月22日(日)
第22回富山県障害者スポーツ大会陸上競技会 運営役員業務
今回の講習会で、障害者スポーツ指導員の方々に、陸上競技の公認審判員資格を取得していただいたことで、今まで以上に大会運営がスムーズに行えるようになっていきます。