令和6年度富山県公認初級パラスポーツ指導員養成講習会を開催しました

  富山県総合体育センター、社会福祉法人セーナー苑を会場に、11月24日(日)、11月30日(土)、12月1日(日)、8日(日)の4日間の日程で、初級パラスポーツ指導員の資格取得を目指す講習会に13名が受講しました。

緊張した面持ちの開講式
受講終了後に、笑顔で修了証を受け取りました

【 講師の先生方 】

「各障がいのスポーツ指導上の留意点と工夫」
泉  敏郎 先生
「各障がいの理解」
(精神)
上波 薫 先生
「パラスポーツに関する施策」
山田 二郎 先生
「障がいの理解」
(知的)
東 真盛 先生
「安全管理」
金澤 芳光 先生
「各障がいの理解」
(視覚)
高島  豊 先生
「各障がいの理解」
(肢体)
岩澤 智宏 先生
「コミュニケーションスキルの基礎」
福島 洋樹 先生
「スポーツのインテグリティと指導者に求められる資質」神野 賢治 先生
「各地域のパラスポーツ推進の取り組み」
箕島 英二 先生
「各障がいの理解」
(聴覚)
土田 昌作 先生
「パラスポーツに関する施策」
高木 拓実 先生
「全国障害者スポーツ大会の概要」
恒川 修 先生
「パラスポーツの意義と理念」
奥田 睦子 先生
「障がいのある人との交流」~実技~
箕島 英二 先生

【 講習会の様子 】

まずは参加者の気持ちを解きほぐす活動
真剣に講義に聞き入る受講生
講義後、熱心な質問がたくさんありました
「障がいのある人との交流」ではセーナー苑の利用者さんと一緒に活動しました
みなさん積極的に関わりをもっていました
視覚障害者の気持ちになってみる
グループになって体験してみよう
空いた時間には、手話の資格を持つ受講生が簡単な手話を紹介してくれました
受講生がやさしく声掛けをしています

全講習を終え一人一人に修了証が手渡されました

【 受講者の感想 】

・初めてパラスポーツに携わるものとして非常に取り組みやすくわかりやすいものであったと思います。また「安全管理」については、スポーツ全般に共通した内容で、現在ジュニアスポーツに関係している身としても、とても有益でした。

・セーナー苑での実習は、重度の方ではあったが、少しずつ時間ごとにコミュニケーションがとれて楽しかった。言語をこえたコミュニケーションがあると思う。

・障害の幅は広く、一つの決めごと(ルール)が障害を持つ方全員に当てはまるわけではありません。指導者側がいかに柔軟性を持ち、相手にどう対応するかが大切で、勝利至上主義ではなく「楽しむこと」「本人にとってのやりがい」など、多面的な思考を持つ必要があることを学びました。

・初級指導員として積極的にパラスポーツに関わっていきたいと思っています。経験をつみ、チャンスがあれば今後、中級の取得にもチャレンジしてみたいと思っています。

・今回の講習で、相手の立場に立った視点や気づきの感度を高めるよう意識していきたいと思いました。