令和5年度 審判員養成講習会(障害者フライングディスク)を開催しました

今年度の障害者スポーツ審判員養成講習会は、障害者フライングディスクの指導者・審判員・支援者の育成を目的に実施しました。今回の受講者は12名で、障がい者スポーツ指導員、障害者スポーツ教室参加者、体育施設の職員など様々な立場の方が、それぞれの目的をもって受講されました。また、大変暑い日でしたが、適宜休憩や水分補給をしながら、最後まで元気に活動に参加されました。

令和5年度 障害者スポーツ審判員養成講習会(障害者フライングディスク)

日時  令和5年7月29日(土)13:00~17:00

             7月30日(日) 9:00~17:00

会場 富山県総合運動公園陸上競技場会議室 及び 屋内グラウンド

合言葉は「楽しくなければフライングディスクじゃない!」

講師に、特定非営利活動法人日本障害者フライングディスク連盟事務局長の髙野昌明氏をお招きし、2日間にわたり講義と実技を指導していただきました。髙野先生の講習は、わかりやすい言葉と丁寧な説明で講義が進められました。また実技では、熱心に受講者一人一人の動きを確認しながら、正しい投げ方や審判の動きについて、念入りに指導をされました。

先生の講義から、フライングディスクを通じて「いかにして楽しく遊べるか・長続きをさせる・仲間を作る」を目指して取り組んでほしいという思いが強く感じられた講習会となりました。

29日(土) 講習会 開講式  富山県障害者スポーツ協会 恒川 修 事務局長の挨拶
富山県障害者フライングディスク協会 金田 安正 理事長の講義がスタートしました。
今後の課題について説明を受けました。
精神障害者のスポーツについて説明を受けました。
富山県がより活性化していくポイントは「ディスク コミュニケーション」とまとめていただきました。
日本障害者フライングディスク連盟 髙野 昌明 事務局長の講義がスタートしました。
フライングディスクの歴史は、アメリカが発祥の地であり、 もともとパイを焼く皿からヒントを得たことがわかりました。
フライングディスクの特性について紹介されました。
指導は分かりやすい手ほどきを! 投げる方向にに対して「水平 平行」が基本。
ディスクを投げる時の手の角度、方向について細かく指導がありました。「手刀・握手・指さし」がポイント。
「ディスクペーパークラフト」ダンボールを材料に手作りディスクの作り方を紹介されました。
70cmのホースをつないでディスクも作れます。
30日(日)講習会 記録用紙の記入方法を確認します。
フラッグの扱い方について説明を受けました。 「力強く、まっすぐに」が重要。
富山県障害者フライングディスク協会の小島 之弘さんがルールの説明をされました。
実際の審判の役割についてのレクチャーがありました。
午後からの実技は、会場を屋内グラウンド移動して行いました。
ディスクの「握り方、投げ方」について練習しました。
ディスクの飛んだ距離の正しい測定方法について学びました。
審判のジェスチャーを学びました。 ゴール不通過のジェスター。
ゴール通過のジェスチャー
閉講式 髙野 昌明 事務局長から講評をいただきました。