元気とやまスポーツ大賞 障害者スポーツ関係から2名が受賞しました

元気とやまスポーツ大賞とは、県民のスポーツに対する意欲の向上と多様なスポーツ活動の推進のため、県民のスポーツ活動の一層の励みになるように、スポーツボランティアや地域・職場等においてスポーツの普及・振興に尽力した団体や個人を讃える賞です。今年度から、障害者スポーツの分野で活動している選手や障がい者スポーツ指導員など、積極的に障害者スポーツの活動に取り組んでいる方々も賞の対象となりました。


 令和2年度「元気とやまスポーツ大賞贈呈式」は、令和3年2月16日(火)富山県民会館にて行われました。「元気とやまスポーツ賞」を授与された方々の中から、指導者部門において富山県障がい者スポーツ指導員の生駒さち子さんが、また、活動者部門においては黒部市水泳協会の角井俊生さんの二人が「元気とやまスポーツ大賞」に選ばれました。当日は、蔵堀祐一富山県政策監から賞が授与され、受賞者を代表して、生駒さち子さんが謝辞を述べられました。この度の、栄えある大賞を受賞されたお二人から言葉をいただきました。

蔵堀祐一富山県政策監から生駒さんへ賞が授与されました
蔵堀祐一富山県政策監から角井さんへ賞が授与されました
スポーツ指導者部門の受賞者
スポーツ活動者部門の受賞者
受賞者を代表してスポーツ指導者部門でスポーツ大賞を受賞された生駒さんが謝辞を述べました

 このたびは、私たち26個人に対して「元気とやまスポーツ賞」および「元気とやまスポーツ大賞」を賜り、身に余る光栄です。私たちが続けてきたスポーツ活動を、高く評価いただき、感謝申しあげます。これまで、私たちは、県をはじめ関係団体や地域の多くの方々からご協力やご支援をいただき、生きがいをもってスポーツ活動に取り組んでまいりました。

 私たちは、できる限りたくさんの人に障がい者スポーツを知っていただき体験して、障害者の頑張っている姿を見ていただきたいと思っております。年齢や障害の有無にかかわらず、様々な人がスポーツを通じて社会に参加し支え合う「スポーツでつくる優しい共生社会」を目指してまいりたいと思います。

 私たちは、これまでの多くの方々の支えに感謝申し上げるとともに、今回の受賞を励みとして、今後さらなる向上を目指し、努力を続けてまいりたいと思います。今後、スポーツ活動を通じて、富山県のスポーツ振興と地域の発展のために一層努力をすることをお誓い申しあげまして、お礼の言葉といたします。本日はありがとうございました。

富山県障がい者スポーツ指導員 生駒さち子さん
黒部市水泳協会 角井 俊生 さん

「元気とやまスポーツ大賞を受賞して」

 この度は、名誉ある賞をいただきまして、ありがとうございます。表彰を受けられたのは私一人の力によるものではありません。黒部市水泳協会、富山県障害者スポーツ協会、職場の皆さんのおかげだと思います。
 毎日、職場の皆さんのおかげで練習できる環境を与えていただき、練習ではコーチに親身に技術面を指導していただいています。また、富山県障害者スポーツ協会からは全国大会出場への支援をしていただき、大会に出場することができています。日ごろから支えてくださっていただいている皆さんには大変感謝しています。
 今後はこの賞を励みにして練習に集中し、大会でベストを尽くして皆さんに恩返ししていきたいと思います。

お二方には、今回の受賞を大きな一歩とし、更なるご活躍を期待いたします。